医療現場で使われている「輸(ゆ)液(えき)ポンプ」はもちろん機械なので消耗品です。 この中にはモーターやバッテリーが搭載されていて 点検・交換をしていく必要があります。 この輸液ポンプの点検をサポートするシステムを作っています。  

従来は、お客様のサービスマンが定期的に全国の病院を回り、専用の機械を使ってデータを読み取り、読み取った情報を検査用紙に書き起こし、帳票システムに登録するという作業を一台一台に行っていました。

データを読み取って紙に書き込む、そしてそのデータをシステムに登録するのに多くの手間と時間がかかっていました。さらに人の目で確認しているゆえの 書き間違い、入力間違いが発生する可能性が高かったようです。

弊社のシステムを導入後は、お客様のサービスマンが定期的に全国の病院を回るのは変わらないのですが、ICカードのような、非接触リーダーをかざし情報を読み取るだけで情報が帳票システムに登録することが可能になりました。

大幅な時間短縮だけでなく「事故メンテナンス」といって、例えば、中のモーターの交換時期や、「ここに不具合が出ています」というようなエラーも確認できるようになり、より安全に運用していくことを実現できました。